第3章 悪戯
「なのに…合コンしてたよね?」
「だって、それは///」
「俺の事大好きで…俺だからキスしたくなるのに…それなのに、女の子に囲まれて、デレデレしちゃうんだ」
俺の嫌味たっぷりの言葉に、
潤はさっきとは違って、怒って真っ赤になった。
「行きたくて行った訳じゃないよ!
斗真に、数合わせにどうしてもって…
いるだけで良いからって…俺は、嫌だって…言ったのに…」
最後の方は、自信なさげに小声になった。
「……ごめんなさい」
項垂れるその頭を優しく撫でた。
ショボくれたその姿が、俺の加虐心に小さな灯を灯す。
「じゃあさ、反省してるとこ、見せてもらおうかなぁ〜♪」
「反省…?って……どうすれば、良いの?」
潤の大きな目が、不安気に揺れている。
「そ~だな~…じゃあさ、裸になって。」
「えっ??」
「見てるからさ…自分で服脱いで、ここに来て…」
「でも…」
「はやくぅ~…反省してるんでしょ?」
「……」
潤は、諦めたようにベッドからのろのろと下り、小さく溜息を吐くと、
シャツのボタンを弾いていった。
上半身裸になって、俺を見つめる潤…
『下も…』と、顎でしゃくって見せると、
ズボンのボタンを外し、ストンと下に落とした。
俯いて恥かしそうにしながらも、
抵抗しても無駄だと察した潤は、
何も言わずに下着も降ろして足首から外し、
一糸纏わぬ姿になった。
身体の前で腕をクロスさせている潤は、
羞恥のためか、俯いて真っ赤になっている。
脚の間のソレはまだ何の変化もない。
「潤…ここに来て…」
潤は、俺に言われるがままに
もう一度ベッドに登って来た。
…素直な潤って、可愛いよ~…だからさ…
「潤…俺の方を向いて座ったら、脚を大きく広げてよ…俺によく見えるように…」