〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第7章 聖なる夜に煽れる溺愛を ❀石田三成❀
「美依…こちらを向いて、くださいっ……」
「んっっ…んぅ、ふ……っっ!」
下からずんずん犯しながら、目の前で揺れる美依の唇を捕らえる。
むせ返るような、甘ったるい匂いが、つんっと鼻を抜け……
その蜜毒が全身に回ったみたいに、痺れて思考回路まで蕩ける。
お互い躰も心も、ぐずぐずになりながら……
さらに深く繋がりたくて、お互いの秘部を無意識に擦り合わせていく。
「美依っ…一緒に、果てますよ……!」
片腕を美依の腰に回し、もう片腕を跨る片脚の膝裏に通して、さらにぐっと引きつける。
さらけ出された美依の蜜口に、腰を打ち付けるように、貫けば……
角度や深さが変わって、美依はさらに甲高く甘い声を漏らした。
「三成、君っ…そこ、らめぇ…っっあっぁあっ…!」
「何故…さっきより、んっ…良さそうですよ……?」
「らめっ…たら、も…ぁあっらめぇ…はぁんっ…!」
ぐちゅんっずぶっずぶっ…ぢゅくっぢゅくっっ…!
ぱちゅんっ…パンパン……ぐちゅっぱちゅっ!
美依は涙ながらに喘いで喘いで……
そして、ぎゅうっと首に抱きつき、刹那。
全てを、弾けさせた。
「あぁぁんっっ…やっぁあぁぁぁ──……っっ!」
躰をびくんっ!と痙攣させた途端、中が搾り取るように動く。
その動きに、昂りが刺激され、一気に絶頂へ流された。
「ぁあっ…出るっ…美依っぁあっ………っっ!」
どぴゅっ!びゅくびゅくっ!ごぷっごぷり……!
何回かに分けて吐き出された白い欲望は、美依の躰を駆け抜け、最深部へと注がれていく。
全力疾走した後のような脱力感。
心地よい気怠さに……満足と幸福感。
全てがぐちゃぐちゃに入り交じり──……
一滴も残らず美依に注ぎ込むと、お互い抱き合ったまま、横に倒れ込む。
そのまま、ぽすっと長椅子に身体を付けた。
「美依様…落ちないように気をつけて下さいね…」
息を荒らげながら、美依が椅子から落ちないように、身体の上に引き上げて仰向けになる。
美依も胸にしがみつき荒い息を吐きながら、何かうなだれたように言葉を紡いだ。