〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第68章 蜜な想いはくちびるから《後編》❀徳川家康❀
「熱いっ、中……!」
「はぁっ…だってすごい締めるから……!」
「ぁっ…家、康っ……!」
「んっ…動くよ、美依……!」
細い腰をしっかり掴み、一呼吸置く。
狭い上に吸い付いてくるような、そんな至極の場所を擦り上げるように…
俺は腰を打ち付け、律動をし始めた。
ぱちゅんっ…ぐちゅずちゅっ、ずちゅっじゅぷっ!
パンパン…ぐちゅっじゅぷっ…パンパン……!
「やっぁあぁっ!ぁっあっあんっ……!」
「ぁっ…美依、イイ、イイっ……!」
「おくっ…ぁあっふか、い…ぁあぁっん…!」
「当たってるよ、奥…んっ気持ちイイ、でしょ…?」
突き上げれば突き上げるほど、美依は善さそうに甘い声で啼く。
ゴリゴリと貫いて、攻めるたび……
目の前に星が瞬いて、チカチカと火花が散る。
全て吹っ飛びそうなくらいの、鋭い快感。
ちょっと気を抜けば、すぐさま果ててしまいそうだ。
そのくらい美依の中は、今まで感じた事がないくらい、蜜で極上のぬかるみで。
それは、一度ハマったら、もう抜けられない──……
甘美な蟻地獄へと身を落としたような、そんな感覚だ
「はぁっ…美依、もっと……!」
ぐじゅっじゅぷっ…ぱちゅんっぱちゅんっ……!
さらに美依の背中に覆いかぶさり、肌を噛みながら腰だけを素早く鋭く前後させる。
美依の肌は甘い。
肌だけじゃない、声も蜜も、何もかもが甘い。
それらは俺を中毒にさせ、そして──……
二度と逃げられない蜜罠へと誘い込む。
永遠に囚われてあげるよ、あんたに。
だから、俺だけの前で淫らに乱れてみせて。
「やぁっ…いえ、やすぅっ……!」
「イイんでしょ…?もっと、感じて……!」
「ぁっぁあぁっ…んっ!はぁっ…らめぇぇっ!」
「駄目じゃないよ、こんなに締め付けて…んっ、俺のが、どうにかなりそう……!」
そして、一緒に駆け上がる。
快楽の絶頂へ。
脳天が炸裂するほどに、真っ白になって。
溶け合って、何もかも。
二人が混ざりあって、二度と離れないように。
────ねぇ、美依?