〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第68章 蜜な想いはくちびるから《後編》❀徳川家康❀
「んっ…甘い……」
「ぁっ…そーゆー事、言わないで……!」
「素直に言ってあげてるんだから、喜びなよ。本当にぐずぐず…ここも膨れてるね、ぷっくりと」
「ぁあぁっん……!」
目の前の赤く尖った蕾を指で転がせば、美依はさらに蜜を零して甲高く啼く。
堪らないな、色々と。
声も色っぽくて可愛いし、躰も感じやすくて可愛いし。
普段の純な姿からは想像も出来ない艶っぽい姿に、クラクラして目眩が起こりそうだ。
喘ぎたくないのに、我慢出来ずに声が出ちゃうとことか……
本当に可愛らしすぎて、参ってしまう。
『優しくする』と言う約束を、いとも簡単に破ってしまいたくなって、今必死に堪えているところだ。
それでも、攻め続けてしまうのだけど。
「いえっ…も、だめぇ…………っっ!!」
程なくして、美依はぶるぶると痙攣し。
ビクンっ!と腰を逸らしながら、可愛く果てた。
きゅうきゅうに締まった蜜口が緩み、中からトロトロと濃い蜜が溢れ出す。
それは畳をぐっしょりと濡らし、染みを作って。
俺は唇をぺろりと舐めながら、美依の脚の間から顔を上げると…
クスッと笑って、林檎みたいな美依の顔を覗き込んだ。
「何回果てたら気が済むの、美依」
「……っ、だって……」
「指で果てて、口で果てて……淫乱だね」
「い、意地悪!優しくするって言ったのに!」
「少しくらいお仕置きさせてよ、政宗さんに一回は奪われたんだから」
そう言って、ちゅっと唇を啄む。
ぷーっと膨れている頬が、子どもっぽくて可愛いな。
そう思って指の背で頬を撫でると、美依はふっと笑って気持ち良さそうに目を細めた。
「俺、美依のおねだりが聞きたいな」
「おねだり?」
「これ……欲しいって言ってみて?」
美依の手を掴み、それをはだけた着物の裾の中へと導く。
そこにあるのは、美依を欲してずっと我慢している、熱の象徴だ。
もう限界まで硬く勃ち上がったそれは、筋張って先をぐっしょりと濡らし……
美依の指が少し触れただけで、ビクリと痛いくらいに反応した。