〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第60章 君色想う、葵の日 ❀石田三成❀
ぐちゅっじゅぷっじゅぷっ…ぬぷっ、ぐちゅんっ!
「ぁっぁあっ…!もう、出そうだ……!」
「三成、君っ…いいよ、出して……!」
「すみません、ぁっ…もう、出ますっ……!」
そうして溶け合ってしまえば……
快楽の極みなんて、すぐそこまで来ていて。
私は腰を限界まで振りながら、美依を突き上げ、そして。
────ビュクッ!!
一回達し、白濁を美依の中に吐き出した。
躰を駆け抜けるように吐精され、一気に倦怠感が襲うが……
私は昂りを引き抜くことをしないまま、美依を起き上がらせ、向かい合って膝の上に跨がせて座らせた。
美依も私と一緒に達したらしい。
少し視線の高い、その顔を見上げれば……
頬を林檎のように染め、蕩けきった表情で、艶めかしく息を吐きながら私を見つめた。
「くすっ…色っぽいお顔です」
「はぁっ…はぁっ…三成、く……」
「たまには、このような姿勢もいいでしょう?」
「んっ……」
「下から突き上げます、しっかりと捕まってくださいね」
私は美依の腕を、しっかり首に巻き付かせ。
しがみついたとこで、細い腰に腕を回した。
そして、その刹那。
────ずぐんっっ!!
「やっ…ぁあぁぁぁっ……!!」
下から思いっきり腰を突き上げた。
そのまま、一気に律動を始める。
さらに深い所に当てるように動かすと、美依は天を仰いで、さらに淫らな嬌声を漏らした。
ずっ…ぐちゅん、ずずっ…ぐちゅんっっ!
パンパン…じゅぷっずぐっ…パンパン……
「ぁっぁあっ!深っ…んっぁあっんっ!」
「気持ち、イイですか…?すごい、締まって……!」
「……っっぁあっ!三成、くんっ……!」
首筋を噛んで、匂いを確かめて。
ぷんと鼻に抜ける甘い匂いが、心を脆くも崩れさせる。
ああ、美依を抱いている。
その幸福感、湧き出てくる愛しさに……
くらくらと眩暈がするほど満たされる。
今日はみっともない私を見せた。
それでも嬉しいと笑ってくれた美依。
私をまた一つ、大好きになったと言ってくれた。
それは、私の台詞です。
────本当に本当に、大好きですよ?