〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第49章 私を見つけて、戯れに❀謙信END❀
「んっ…イイな……」
「謙信、さまぁっ…ぁっあっ……!」
「初めてだからな、今日はこれでいい」
「え……?」
「指で中を擦るのが駄目なら…このような昂りを挿したら、お前が壊れてしまうかもしれないからな」
俺がそう言った途端、美依は振り返って、俺を見てきた。
瞳は見えないが、見なくても解る。
『なんで』『どうして挿れてくれないの』
そう表情が言っているからだ。
「どうした、美依」
「だって、そんな…謙信、様……」
「何が『そんな』なのだ、ならばどうして欲しい?」
「……っっ」
「……素直に言ってごらん、美依」
「え、えぇと……」
「……言えぬのか?」
「…っぁあっ!」
そう言って、わざとその存在を解らせるように、素早く鋭く擦り付ける。
ぬちゅぬちゅと素股で、熱く蠢く昂り。
それは、このまま動かし続ければ、白濁を吐き出すことなど、目に見えていた。
だが、それでいいのか?
お前の腹に、注がなくても良いのか……?
そんな思いを込めて、俺は美依に答えを促す。
「お前は、素直ないい子だろう……美依?」
「あっ…ぁあっ…謙信、さまぁっ……!」
「欲しいものは、素直に強請れ…そうするお前が、俺は愛しい」
「……ぁあっ、んっあっ……!」
「ほら、外に出してしまって良いのか……?」
すると、美依は唇を噛み……
必死にこちらを振り返りながら、暫し口をぱくぱくと動かして。
やがて、観念したように、ぽつりと。
小さく可愛らしい声で『おねだり』をしてきた。
「擦るの、だめじゃないです…本当は、すごく気持ちいいから、もっともっと擦って欲しいんですっ…貴方の、高ぶってるモノが、中に欲しい。私をそれで貫いて、もっともっと、気持ち良くして下さいっ……!」
(……っっ!)
その瞬間、挟まっている己のイチモツが、さらに質量を増したのが解った。
可愛い可愛い美依のおねだり。
それは、最高に愛らしく、最高にいやらしく……
俺の理性の壁を打ち砕くほどの破壊力で。
確かに聞きたかった言葉だったが。
それを言わせた自分の愚かさに、若干後悔を覚えるほどだった。