〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第45章 姫百合と艶やかな純情《後編》❀明智光秀❀
「このくらい、解れれば、いいだろう……」
美依の蜜を零す口を、指でとろとろに蕩かし。
ぬぷっと指を抜くと、細い腰を掴んで、尻を天に向かって突き出させる。
乱れた着物は、腰紐でかろうじて止まっている状態で。
全裸もいいが、この中途半端に色っぽく脱げた感じが、異様に唆られる。
俺は美依の脚を開かせ、暴れる男根を掴み。
蜜口の入り口に先っぽを押し当てると、ぐりぐりと刺激するように擦り付けた。
「はぁっ…ようやく挿せる……」
「光秀、さんっ…硬い……!」
「当たり前だ、このくらいで鎮まるか…もう、躰が疼いて疼いて堪らない、美依っ……!」
躰が熱い。
まるで自分ではないように、息は上がって、背筋がぞくぞくと鳥肌が立つ。
媚薬、それは覚淫剤。
自分を淫魔にする、甘美な薬。
えげつなく溺れていると解っていても……
欲望を吐き出すのを、止められない。
俺は前のめりになり、ぐっと腰に力を入れる。
先っぽが、ぐちゅりと侵入したや否や。
────ずぐちゅんっっっ!!
「やっ…ぁあぁぁぁぁっっ!!」
一気に美依の最奥まで貫いた。
瞬間、堪えきれなくなり、ごぷっ…と少量の白濁を吐き出す。
それを潤滑油にするように……
俺は一気に加速し、美依の躰に腰を打ち付け始めた。
ぐちゅっぢゅぷんっぐちゅっぐちゅっ……!
パンパンッ…パンパンパンッッ……!!
「やっぁあぁぁっ!んっあっぁあっ!」
「美依っ…イイ、イイっ……!」
「はげしっ…待っ、あっぁあっ…!らめぇぇっ!」
「待てるか…お前の意見は聞けないっ…俺は、早くお前の中に吐き出したい……!」
美依の躰に腕を回し、腰だけを鋭く動かしながら、ひたすらに美依の中を擦る。
美依の中は狭い。
何度貫いても、それは変わらないままだ。
でも、その中を押し広げて擦り上げるのが、堪らなく気持ちイイのだ。
中は吸盤のように吸い付いてくるし、搾り取るように締め上げてくるし。
これ程、俺を悦ばす躰は知らない。
俺の事を覚えていて、俺の感じるようにイイ具合に蠢いているのだから。