第45章 姫百合と艶やかな純情《後編》❀明智光秀❀

「美依…お前は、本当に可愛いな……」




美依の頬を手で包み、そのまま顔中に口づけを落としていく。

触れ合った部分が、ピリピリと痺れて……
もっとその先をと求めずにはいられなくなる。

一回唇をちゅっと啄み、そのまま縁側に美依をうつ伏せに組み敷いて。

自分自身もその背中に覆いかぶさると、はだけた肩口にかぷりと噛み付いた。




「ぁんっ……！」

「美依…んっ…甘くて、美味い……」

「んっ…そんな風に、言わないで…ぁあっ…！」




むせ返るような甘い匂いが、鼻を抜ける。
甘い甘い美依の肌、滑らかで、柔らかくて……

匂いを嗅ぎ、味わうように背中に舌を這わせて堪能していく。

それだけで媚薬で火照った躰は、ますます熱を上げて……
俺は美依の着物をまくり上げ、そのふくよかな桃尻を剥き出しにさせると。

その尻の割れ目に、なお猛る一物を擦り付けた。




「ぁあっ…気持ちイイ…擦れて……」

「光秀、さんっ…熱いの、零れてますっ……！」

「お前に触れると、絶え間なく達して止まらん…っっぁあ…出てしまう……」




こぷっ…ぬるっ、ごぷごぷっ…ぬちゅっぬちゅ……




擦り付けるたびに白濁が先から漏れ、美依の尻をぬるぬると濡らしていく。

気持ち良すぎて、堪らない。
美依の肌を汚すのが快感で。

それを思うたびに絶え間なく、白い精が自分の意志とは関係なしに零れていく。

腰を動かし、垂れる精をそのままにしていると、尻の割れ目から美依の秘部に、それは伝って流れていき……

手を前から美依の秘部に滑り込ませ、柔らかい花弁の中に指を這わせると。


くちゅぅっ、くちゅっ……


窄まりから、いやらしい淫音が漏れて、指に精と蜜が絡みついた。




「お前も随分感じているな、美依……ぐずぐずだぞ」

「ぁっ…ゆ、びぃ…っぁあ……！」

「気持ち良く飲み込んで…少ししか弄っていないが、もう入りそうだな……」




指で入り口を解し、蕾も擦って美依の受け入れ体制を整える。

本当だったらすぐに貫きたいけれど……
美依が痛いのは駄目だと、媚薬に浮かされた頭でも、それは本能のように感じて指が動いた。