〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第45章 姫百合と艶やかな純情《後編》❀明智光秀❀
『光秀さんに媚薬を盛りました、ごめんなさい』
馬鹿みたいに、素直に白状した美依。
酒に誘われ、何故か片方の徳利から、次々に酒を注ぐ美依を見て……
その時、何かおかしいと思ったのは確かだった。
まさか、それに媚薬が入っていたとは。
俺は身体の異変を感じ始め、それでも美依の注ぐ酒を飲み続け。
そして、美依の指が触れた時。
身体の中の情欲が、一気に解き放たれたのを感じた。
『美依が欲しい』
熱い身体、鈍くなる思考の中、それだけを思って。
それでも、それが爆発する事を恐れた。
このような男の欲丸出しで美依を抱けば、きっと傷つけてしまう。
そんな風に思っていたのに……
顔を出し始めた醜い欲は一気に膨れ上がり、美依を押し倒した。
────でも、それは正解だったのだろうな
『余裕で大人な光秀さんの仮面の下を、見たかった』
そんな、美依の本音を聞くことが出来たのだから。
見たいと言うなら、見せてやろう。
可愛いお前に。
仮面の剥がれた俺が、どれほど浅ましいか。
「美依っ…もっと、してくれ……!」
俺は、白濁で濡れた美依の唇を指でなぞりながら、さらに美依に願い出た。
そして、座った姿勢から膝立ちになり、また美依の頭を押さえつけて、昂りの先を美依の口に宛てる。
達しても達しても、熱くなった雄は衰えない。
吐精したそばから勃ち上がり、硬度もギンギンに上がって、腹に付きそうなくらい反り返っている。
媚薬が巡っている躰は、そんな簡単には鎮まらない。
美依が鎮めてくれねば、熱いままだ。
「さぁ、美依…いい子に咥えてごらん」
「んっっ…みつ……!」
「お前も随分蕩けた顔になったな…… 俺のを舐めて、興奮したのか?」
なんとか気力を振り絞り、いつものような意地悪を言ってやれば。
美依は上目遣いで見上げながら、首を縦に振る。
本当に……可愛すぎて参る。
なら、もっともっと俺のを味わえ。
たくさん白濁を飲み込んで……
さらに俺色に染まってしまえ。