〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第41章 《御礼作品》私のイケナイ執事さん《後編》❀織田信長❀
「────私の可愛い可愛い、お嬢様」
(……っっ!)
ものすごい破壊力。
まるで、脳みそが沸騰するんじゃないかと思うくらい……
顔が火照って、身体が疼いて。
どうしようもなく振り回される。
この『いやらしい執事さん』に。
「のぶ、さんっ……」
「はい、なんでしょう」
「責任、取ってくださいっ……!」
「責任、とは?」
「私がこうなった責任ですっ……!」
「ああ、成程」
すると『信さん』は私の身体に、すっと手を這わせ……
丁寧でかしこまった口調で。
でも、熱を孕んだ色っぽい声で囁いた。
「はい、責任を取って差し上げますよ?貴女のこの火照った躰…またいやらしく濡れるまで、私がご奉仕致しましょう。場所は、湯殿がいいですか?たっぷり…啼いてくださいね、私の可愛いお嬢様」
────適わない
この人には、一生
何をしても、どんな姿であっても
私はきっと、手で転がされて
攻められ、焦らされ、弄ばれて
そして、甘美な悲鳴を上げるのだ
「はぁっ…のぶっ様ぁ……!」
「美依…んっ…美依っ……!」
「ぁあっ…だめぇっ…ぁっあっ……!」
そして響くは、甘い蜜音
私だけの『執事さん』に攻められて
また淫らに、身体の熱を上げていく
『お嬢様』と『執事』の
『イケナイ時間』は艷やかに
身体を絡ませ、吐息を混ぜて、
またさらに、貴方に溺れていく
────私だけに、囁いて?
甘い言葉も、熱い吐息も
私にだけ、感じさせて
だって、貴方は私だけの『執事さん』
誰の目にも触れさせないように
私だけに、秘密のご奉仕を
戯れに交える一時は、蜜色
イケナイ執事さんの、唇から紡ぐ
蜜な言葉で、極彩色の世界に溺れゆく。
《私のイケナイ執事さん〖後編〗》
終
ピックアップ、ありがとうございました✿...*゚