〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第4章 華火と微熱と光秀さん《後編》❀明智光秀❀
「欲しいんだろう?美依…言ってごらん」
「あっ…光秀、さんっ…ぁあ…っっ」
「何が欲しいのか、いい子に言えたら、すぐにくれてやる。可愛くおねだりしてみろ……美依」
身体を寄せ、耳元で囁きながら、美依に高まりを押し付け腰を動かす。
すぐにその柔らかな奥を突きたい気持ちをぐっと堪え、美依の羞恥を煽るように言葉を待っていると。
美依はそっと首に細い腕を巻き付けてきて……
頭を引き寄せて、そっと耳元で。
掠れた可愛らしい声で、いやらしい『おねだり』をした。
「光秀さんが、欲しいっ…早く、その熱い貴方で、私をめちゃくちゃにしてください…いっぱい、愛して…私を、光秀さんで…いっぱいに、してぇっ……!」
(美依……!)
瞬間。
高まりが最大限に昂り、ドクンと脈打ったのが解った。
こんなに可愛くねだられては、仕方ない。
そんな風に美依のせいにして、その身体を貫く理由を作った。
ただ…自分が美依を味わいたい。
めちゃくちゃに貫いて、腰を振りたい。
それだけなのに。
「いい子だ、美依。可愛く言えた、ご褒美をやらねばいけないな……たっぷり、その身体で味わえ、俺を」
膝裏をぐっと押さえ、片腕を美依の脇から入れて、背中に回し。
そのまま──……
ずぐちゅんっっ!!!
「ぁあぁぁぁっっ!!」
一気に掻き分け、貫いた。
途端に美依が仰け反り、甘美な悲鳴を上げる。
待ち焦がれた美依の中は、熱く熱く……
昂りを芯から蕩かさんばかりに、蜜が絡みついてくる。
ぐちゅっ……と一回引き抜き、軽く突くと。
高まりが擦られ、さらに中はうごめく。
自然に息は上がり、さらに先を求めるように……
そのまま一気に腰の律動を開始した。
ぐちゅっぐちゅっじゅぷっぱちゅっぐちゅんっ!
ぐぢゅっ…パンパン……じゅくぅっパンパン……!
「やっぁあっ…深…ぁあっ光っ…ぁあっ!」
「んっ…美依っ…はぁっ……!」
交わる卑猥な水音と、肌を叩く音が響き。
そして夏の熱く濃い空気に混ざって消える。
美依の喘ぎ声は。
その情事を物語るように、激しく高ぶる。