〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第37章 アプリコット*プリンセス《生誕記念》❀豊臣秀吉❀
ぐちゅっじゅぶっじゅぶっ…ぐちゅっぐちゅんっ!
「やぁぁっ…んっ!ぁあぁっ…ぁあぁっ!」
「んっ…やっぱイイ、お前の中……!」
中が擦れ、ぬるぬると熱く滑る。
美依のイイ所に当てるように、何度も何度も何度も。
小さな身体を突き上げては、甘く酔わせて啼かせる。
いつもは朗らかに笑み、太陽の下で可愛く咲く、可愛い美依だけれど……
ひとたび、その顔を脱ぎ去ったなら。
俺の前だけで淫らに咲き誇る、蜜な淫華だ。
「秀吉さんっ…ぁあっ…ひでっ、ぁあぁっ!」
「美依、美依…腰、止まんねぇ……!」
そして響くは、いやらしい水音と嬌声。
それに煽られ、毒された俺も、また──……
堪えきれずに、その華に白濁の精を注ぐのだ。
「ぁあっ、美依…も、出るっ……!」
「いいよ、秀吉、さんっ…たくさん、欲しいっ…!」
「……っっ!本当に、お前は…んぁあっ………!!」
────苦しげに、一声吠えて
夜闇を突き抜ける光のように……
真っ直ぐ、一直線に、解き放った。
ドピュッ!びゅくっ!びゅるるっ……!
そのまま、二人で一気に脱力すれば。
心地よい気怠さと、汗ばむ肌の温かさ。
そして……満ち足りるほどの、幸福感。
「はぁっ…はぁっ……」
「熱い…中、すごく……」
「ああ…俺のお前への愛、そのものだからな……」
それは、また未来に繋がる種として。
美依の中に息づくのだろうか。
それは、俗に言う神様しか解らないけれど。
それでも、また愛する家族が増えたなら……
嬉しい半面、また美依を独占できる時間が減るんだろうな。
そんな風に思えてしまい、思わず苦笑が漏れた。
「どうしたの、秀吉さん?なんか可笑しい?」
「いや、何でもない……なぁ、美依」
「ん?」
「いつまでも俺の美依で居ろよ?大丈夫だとは思うけど」
「なっ……当たり前でしょ!」
腕の中で、美依が赤い頬を、さらに染める。
熱く火照って、染まる躰。
淫らで可愛い、俺の美依。
いつまでも願ってしまう。
この幸せよ、常しえに……と。