〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第34章 胡蝶ノ乱舞《後編》❀秀吉 × 光秀❀
ずぶっ……グチュグチュ、ずぷぷぷっ……!
「あっ…やぁあぁぁぁっ……!」
二本の硬くて大きな高まりが、美依の狭い中を押し広げて入っていく。
とろとろに蕩かされた蜜口もさながら、濡れた後穴も案外すんなりと猛った雄を受け入れて……
極限の圧迫感と共に、思考回路がさらに壊されていく。
「ぅあっ…さすがにこちらは狭いな……!」
「ぎゅうぎゅうで気持ちイイんじゃないか…?」
「そうだな、堪らん……!」
艶めかしい秀吉と光秀の声を聞きながら、美依は頭の中で『ある事』を思い返していた。
この会話、前にも聞いた。
すごく親しい人に、確か同じ状況で……
『うわっ…きつい、さすがに後ろは…!』
『すごい気持ちいいんじゃない、そんなにぎゅうぎゅうだと』
『はいっ…堪りませんね……!』
そこまで、はっきり浮かび上がった時。
まるで頭の中に閃光が走ったかのように……
脳裏に浮かんだのは、この二人とではない『三人の蜜事』
(家康と、三成君に、私────…………)
────ずっ…ぐちゅんっっっ!!
「ひぁっ……!!」
突然最奥まで突き上げられ、思考はそこで途絶えた。
代わりにやってきたのは、すぐさま達してしまいそうなくらい甘美な、甘く激しい刺激。
いやらしい躰に、望んだ昂りが入って来ている。
二本も、寂しい場所を埋めるように、ずっぽりと。
それだけで……もう何も考えられない。
「…っっ、光秀…合わせて突き上げないと、抜けるだろ……」
「ふっ…すまん、つい疼く腰が止まらなかった」
「突き上げて、美依が落ちてきた所を、また突くんだからな」
「解っている、それが一番深くまで挿さるからな」
(も、もう……耐えられな……!)
美依が、中に二本挿し込まれている圧迫感に耐えている時。
二人は何やら目配せをし、話し合いがまとまったようで。
それぞれに美依の額と頭のてっぺんに口づけると。
秀吉と光秀は、揃いも揃って律動をし始めた。