〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第30章 〖V.D企画〗甘い恋人-政宗編-❀伊達政宗❀
「……なら、決まりだな」
「え?」
「今夜も……な?」
「あ……」
「……いいだろ?お前を抱いても」
「し、知らないよっ……」
「なんだよ、煽ってきたくせに」
「煽ってないし……!」
「無自覚かよ、こりゃお仕置きだな」
「えっ……」
「またそんな可愛い目ぇして…そんなに嬉しいか、お仕置き」
「ち、違っ……!」
溶ける程の甘い日々は続いていく。
それは美依が居れば……
毎日毎日とびきり甘くて、刺激的な時間だ。
手取り足取り教えてやるよ。
甘味作りも、焦げない方法も。
だから、その後は────…………
「美依、何よりもお前が一番甘い。お前自身が最高の甘味で、俺への最高の贈り物だ。だから、そのお返しをやる。たっぷり愛でて、ぐずぐずに蕩かして……最高に気持ち良くさせてやるから。だって、お前はそうされるの、好きだろ?」
また契り合う一夜に思いを馳せて。
愛ならいくらでも誓ってやるから。
甘い恋人。
俺だけの、甘く柔らかな、とびきりの存在。
そう、それは至極の夢を見させてくれるから。
今日も俺を虜にさせろ。
お前だけの甘い甘い魔法で。
そうして俺達はいつまでもいつまでも……
お互いに溺れて、蜂蜜色の夜に魅せられていく。
《〖V.D企画〗甘い恋人-政宗編-》
終