〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第30章 〖V.D企画〗甘い恋人-政宗編-❀伊達政宗❀
「うん、可愛い可愛い、やっぱり果てるお前の姿は一番可愛いな」
口の周りの蜜を舐め取りながら、脱力する美依を見下ろすと。
美依は荒い息を吐きながら、キッと睨んできた。
気持ち良くなって、啼いてよがって。
感謝はされても、睨まれる覚えはないぞ?
そう思って、美依に覆いかぶさると、指で美依の頬を撫でながら、その瞳を覗き込んだ。
「……何不満そうな顔してんだよ」
「な、なんでさっきから私ばっかり……!」
「お前ばっかり気持ち良く、果てまくってる事か?」
「……っっ」
わざと意地悪く聞くと、美依はぷいっとそっぽを向いてしまった。
本当にこの可愛すぎる態度……
俺の心をくすぐるツボを、無意識に押さえていると言っても過言では無い。
俺は手で美依の顎を掴み、こちらに向かせると。
唇や鼻先に口づけを落としながら、その疑問に答えてやった。
「お前が俺に甘味を作ってくれた礼だ」
「あ、あれは…んっ……失敗作でっ……」
「それでもなんでも、俺は確かに受け取った。なら、それ相応の礼をしてやるのが筋だろ」
「だからって……あぁっ!」
口づけながら、尖った胸の先を摘んで擦る。
再度美依の唇からは荒く息が漏れ始め、その甘さに身体中がぞわりと疼き出す。
「俺はこうしてお前が快感で悶えてる姿で満足なんだ」
「嘘っ…ぁんっ…我慢、してるくせに……!」
「我慢?……っっ!」
息も絶え絶えの美依の言葉に答えていると。
おもむろに美依が手を伸ばし、腹に擦れている俺の昂りに触れてきた。
思わずびくっと腰を震わせると、その小さな手は竿を掴んできて。
上下に扱き出したものだから、たまったもんじゃない。
途端に直接的な刺激が襲い……
一生懸命堪えていた欲望が、見る見る崩れ落ちていく。
「はぁっ…美依っ……」
「こんなに硬くしといて、一人で我慢しないで……」
「だからって…ぁっ……そんなに、すると……!」
にちゅにちゅと鈍い音と共に昂りを擦られ、元から快感に弱い身体は一気に駆け上がってしまい……
何とか達する事は踏み止まっても、先からは一回こぷりと白い精が吐き出されて腹を濡らした。