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〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀

第21章 俺的四つ葉の幸福論《生誕記念》❀徳川家康❀






「あんたは、俺を導く…一番星だよ、美依」




それは、常に心に思っていた事。
乱世と言う暗闇で、たったひとつ。

いつも同じ場所で、きらきら眩しいくらいに輝く。





「迷った時に見れば、いつでも俺を正しい方向に導いてくれる。美依が居れば…俺はいつでも、ここに帰って来られる」

「家康……」

「あんたは強い、誰よりも…弱くて強い。俺はそれに適わないから…もう一生、美依に溺れ続ける。あんたを愛して、虜になる」

「……っっ」

「文句…ないよね?」




念を押して言うと、美依は可愛らしく、こくっと頷いた。

そして、その薄桃の唇が紡ぐ。
俺だけに……愛の言葉を囁く。


『私は、最初から家康に溺れて、虜になってるよ』


愛し愛される喜び。
身体と心が繋がる刹那も。


────俺はもう、美依しか、見えない







ぐちゅっ…じゅぷっじゅぷぷっ…ぱちゅんっ…!!







「やっぁあぁぁっ…いえっ…深いっ……!」

「美依っ…ぁあっ…美依っ……!」

「いえ、やすぅ…んっっぁあっ…はぁんっ…!」




再び始めた律動は、さっきよりえげつなく。
限界まで熱した腰が、止まる事を忘れたかのように。

美依、愛してるよ。

それを全身全霊込めて、伝えていく。
中をえぐって、美依のイイ所を擦って。

馬鹿みたいに腰を振れば、至極の悦び。




「美依っ…舌、出して……!」




そして、唾液が溢れるのも構わず、口づける。
深く、深く、緩急つけては貪っていく。

吐息まで混じり合わせて、一緒に高みへ。

もう、ドロドロに溶け合って……
一緒にくっついちゃえばいいんじゃないかな。

そうすれば、離れずに済むから。




「いえっ…ぁあぁぁっ…も、私……!」



吐息混じりの、儚い甘声。

崩れゆく美依は、真っ赤に染まって、熱を上げて。
すでにもう限界は、そこまで見えていた。

俺は最後の追い込みをかけて。
果てるなら一緒にと、高ぶった気持ちを乗せる。


知ってた?俺だってもう、限界なんだよ?


一気に絶頂に駆け上がった心と躰は赤裸々に。
声を響かせ、そして。


────弾けて、瞬く光を見た






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