〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第81章 貴方と添い寝のその先に《後編》❀伊達政宗❀
────じゅぷんっっ!!
「…っぁあぁぁぁっ!」
一生懸命ねだった瞬間。
即座に最奥まで突き上げられ、私は思わず仰け反った。
その躰を押さえつけるように、政宗が背中に覆いかぶさってくる。
そして耳元に熱く艶めかしい吐息がかかり、私の敏感な神経をくすぐった。
「上出来だ、美依。堪んねぇ」
「あっ、奥っ……!」
「欲しかったんだろ?これが。すげぇ咥えこんでる、全部持っていかれそうだ」
「んっ…ぁっ……!」
「いい子に感じて啼けよ、美依?」
吐息混じりの声で囁かれ…
そのまま一気に加速して律動が始まった。
ギリギリまで抜かれては、瞬時に最奥まで貫かれ、政宗の腰が私のお尻を叩いて音が鳴る。
パンパンっ…ぐちゅっぬぷっ、パンパン……
その抜き挿しは激しく、息つく暇もなく。
私を攻め立て、喘ぐ声が淫靡な水音に混じって、輪をかいて大きくなっていく。
「ぁっあっぁあんっ…やぁっ……!」
「はぁっ…イイ、イイっ……」
「まさ、むねぇっ…はげ、し……!」
「良すぎて腰、止まんねぇ…動いちまう」
ぞくぞくするような快感の波。
それは貫いてくる熱もさながら、耳をくすぐる政宗の荒れた声も…
興奮して雄になってるの解るから。
きっと…政宗もすごく感じてる。
────その顔、見たい
私はぼんやりし始める頭を奮い立たせ、未だ手に持ってるその小さな手鏡で、揺さぶられながら後ろを映した。
瞬間、どきりと心臓が高鳴る。
その鏡面にちらりと映ったのは、眉をひそめて快感に身を委ねる政宗の顔。
熱い吐息を漏らし…
半開きの唇はてらてら光って、肌も汗ばんで。
最高に色香を帯びたその顔に、もう私は我慢なんて出来ずに駆け上がった。
「ぁっぁあっ…まさ、むねぇっ…!」
「…っあ…そんな、締めんな……!」
「もっと、まさむねぇっっ……!」
「…っお前な、そんなに煽ると出るぞっ…」
いいの、早く欲しいよ。
そんな気持ちが手伝って、政宗の昂りをぎゅうぎゅうと締め上げてしまう。
そんな私に応えてか…
政宗もがむしゃらに私を突き上げ、肌を熱くして濡れた声を漏らした。