〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第81章 貴方と添い寝のその先に《後編》❀伊達政宗❀
────ねぇ、政宗?
私は貴方と出会って
知らない自分をたくさん知った
心から誰かを愛することも
強くなろうって思えたことも
みんな貴方と出会えたたから
知り得た感情なのだと思う
そして……
自分はとことん愛されると
こんな風に蕩けるんだ、とか
貴方に愛され、ぐずぐずになり
その手で導かれる刹那
私は最も綺麗に花咲くの
これからもずっと、
こんな風に愛して?
貴方だけの花でいられるように
枯れないように…水を注いで?
愛してるよ、ずっとずっと
今日も淫らな夢に落ちていく──……
*****
「んっ…ぁっ、ゆ、びぃ……!」
政宗の長い指が、私の中をまさぐる。
褥の上で胡座を掻いている政宗は、私を後ろ向きに座らせ、背中から抱きかかえながら…
私の両脚を広げさせて、その中心を弄っていた。
膝裏に手を通されて、左右に広げられてしまって、もう恥ずかしい部分は私からも丸見えだ。
でも、直視なんて出来ない。
だから顔を背けていたのに…
政宗は、わざと私にいやらしく囁くのだ。
「あーあ、こんなに美味そうに咥えこんで」
「ぁっあっ…そ、んなにしちゃ…!」
「見てみろ、根元までずっぽりだぞ?」
「い、わ…ないで、ぁあっ…!」
くちゅっ…ぬぷっぬぷっ……
耳元で囁く政宗の声とは別に、卑猥な水音まで耳に届く。
それは私が濡らしている証拠。
政宗の指に…堪らなく感じてしまって。
だって、私の弱い部分だけピンポイントで擦ってくるから。
弱点を知り尽くされてしまっている私は、良いように政宗に攻められ嬲られ、啼き声を上げてしまうのだ。
「…っぁああっ……!」
すると、さらに指の本数が増え、三本の指がバラバラに動いて中を掻き回した。
お腹の中がきゅうきゅうと締まる感覚。
そして熱くなって、甘い悲鳴を上げる。
これ以上は無理。
そんなにされたら…
一気に駆け上がって、真っ白になって。
「も、だめぇっぁあぁぁーー……っっ!!」
そう、こんな風に……
また貴方の指だけで、その快楽の極みへ押しやられるの。