第11章 会議
ローゼンベルク伯爵は壁をなぐった
「あなたがここにこれてハイネ先生やあの王子達にもあえたのも私がいたからですよね?」
「…私はもう行きます…」
里奈が行こうとするとローゼンベルク伯爵は腕を掴んだ
「里奈さん…」
ローゼンベルク伯爵は里奈を後ろから抱きしめた
「あ…あの…」
「行きましょうか里奈さん」
(どうしよう…誰か助けて…)
ローゼンベルク伯爵は里奈にキスをしてきた
(誰か…)
里奈は目を瞑った
「里奈さん!!」
「レオンハルト王子…」
「里奈さんに何をするんだ!!」
里奈は気づくと泣いていた
「大丈夫?」
「レオンハルト王子…」
「ローゼンベルク!!もう里奈さんに関わるな!!」