第11章 会議
ヴィクトールはハイネがいる協会へ向かった
「…ハイネ」
「…何しに来たんですか?」
ハイネは協会で子供たちに勉強を教えている
「これから新しい王室教師を决める会議がある。ハイネもこないか?」
「…王子たちに言われたんですね?私をつれて来いと」
ヴィクトールは頷いた
「来るだけでいいんだハイネ」
「お断りします」
「息子たちが何か企んでいるんだが…きにならないか?」
ヴィクトールはにやりと笑った
「会議が始まるのは午後からだ…ちょっとでもいい…待っているぞハイネ」
ハイネは何も言わなかった
(一体何を企んでいるんですかね…)
ハイネは微笑んだ
「先生!ここわからない!」
「…ここはこうやるんですよ」