第11章 会議
「あの…」
「どうしたの?里奈っち」
「今まで黙っていた事があります」
リヒト達は顔を見合わせた
「私がここにきたのには理由があります…カイ王子達…皆さんを国王陛下の立候補から外すためです」
ブルーノ達は驚いた
「リヒト王子が働いていることを私はある人物にいいました」
「ある人物?」
「白いタキシードをきている…ローゼンベルク伯爵様です。私はこの方につかえていました…」
「つかえていたという事は今は違うの?」
里奈は頷いた
「私はローゼンベルク伯爵様が好きで頑張って今まで働いてきました。言われたことを頑張りました。でも今は違います。私はもうあの方につかえるきはありません」