第10章 ハイネの過去
翌日のよるハイネのところへ向かった
「それは酒か?」
「あぁ…だがだめだぞ?まだ未成年だろ?」
「…俺は大人だ」
ヴィクトールは驚いた
「すまない…」
「いい…よくあることだ」
「飲むか?」
「あぁ…だが今はいい隠し場所に隠してくるから待ってろ」
ハイネがいったあと護衛の声がきこえた
「…まずいみつかる」
「ヴィクトール…城の奴か?」
ヴィクトールは頷いた
「こっちだ」
ハイネはヴィクトールの手をひくと走り出した
「逃げ出したりするからだぞ?」
「城にいても退屈なんだ」
曲がり角を曲がると護衛が現れた
「貴様!!」
「待て!ハイネは違う友達だ!」
「貴様がそそのかしたんだろ!!」