第2章 もう一人の王室教師
「先生ブルーノはどこ?」
「罰ゲームをうけています」
「「罰ゲーム??」」
ハイネは頷いた
「一問でも間違えたら罰ゲームという約束でしたので」
「ブルーノ間違えたの?」
「本当!?」
ハイネは頷いた
「罰ゲームって?」
「さぁ…罰ゲームしてきますといったきりですが…」
するとブルーノがもどってきた
「ブルーノ王子」
「罰ゲームならおわった…」
「何したの?」
「逆立ちで往復だ」
カイ王子は驚いた
「先生がやれって?」
(また睨まれていますね)
ハイネは首を振った
「ブルーノ王子ご自分で?」
「里奈どのに逆立ちはどうかといわれたのだ」
(そういえば里奈さんがいませんね)