第2章 もう一人の王室教師
「初めましてハイネ先生」
「あなたがもう一人の王室教師ですね?」
里奈は頷いた
「今は何をしているのですか?」
「簡単なテストをしています。どのくらいできるかを知りたいので」
「そうですか…私はあなたのやり方に従います。私は何をしたら良いですか?」
「…別に私に従う必要はありませんが王子達が困惑したら大変なので私と同じような教え方をしてもらうのでどうですか?」
里奈は頷いた
「わかりました」
「ではリヒト王子テストをやってください」
「オッケー!」
里奈は部屋をあとにした
「ローゼンベルク伯爵様…」
「どうですか?」
「今のところはまだ私は何もしていません」
「ハイネ先生たちにはバレないようにお願いしますよ」
「はい」