第4章 教育的指導です
「ブルーノ王子…あなたはどうしたいんですか?」
「え?」
「行きたい気持ちはあるんですよね?」
ブルーノは頷いた
「いつまでに返事をすればいいんですか?」
「明後日…食事に誘われています。そのときに返事をと言われています」
「ブル兄…」
「今日はゆっくり休んでください。そして明日ゆっくり考えて答えを出して下さい」
「ありがとうございます…師匠」
城に戻った
「どうしたの?レオ兄」
「里奈さんまだかなって…」
「そのうち戻るって!」
「里奈さん…行くなら言ってくれればよかったのに…」
ハイネは廊下でローゼンベルク伯爵とすれ違った
「あまり変なことは言わないで下さいね?ハイネ先生」