第3章 論文
それからブルーノはなんどもなんども論文をかきハイネにみせにいった
「どうですか?先生!!」
「…素晴らしい」
「本当ですか!?」
ハイネは頷いた
「論文発表の時は落ち着いて頑張ってくださいね」
ブルーノは頷いた
「ブルーノできたの?」
「発表はいつ?」
「明後日だ!!頑張らないと!先生が褒めてくれた論文を…ミスはできない!!」
里奈はそれをこっそりきいていた
「どうしたの?レオ兄」
「いや…なんでもない」
レオナハルトは首をかしげた
(今里奈さんがいたような…)
里奈はローゼンベルク伯爵に伝えに行った
「明後日…ブルーノ王子が…」
「論文の発表会にでる…ですよね?」
「…!?知ってたのですか?」