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王室教師のハイネ〜もう一人の王室教師〜

第3章 論文


「論文?」

「お世話になった大学の先生から論文の発表会にきてくれと…」

「そうですか…」

「一応かいてみたのでよんでみてください」

ハイネは頷き読み始めた

「どうですか?」

「内容はいいとは思いますが具体性にかけています」

「何…」

ハイネは色々とダメ出しをした

「くっ…」

「すいません…いいすぎました」

「いえ…あの…」

「どうしましたか?」

「師匠…」

「はい?」

「師匠と呼ばせてください!!」

ハイネは目をまるくした

「師匠ですか?」

ブルーノは頷いた

「できれば師匠はやめていただきたいです…」

「ならば…先生とかいて師匠!!」

「とりあえず論文ができたら読ませてください」

「はい!先生!」
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