第2章 もう一人の王室教師
「レオンハルト王子!!ハイネ先生!!」
「無事でしたか!?」
ハイネは頷いた
「ご迷惑をおかけしました」
「わ…悪かったなハイネ」
「はい」
「かっ勘違いするなよ?ただ…」
(レオンハルト王子はからかいがいがありますね)
「ありがと…」
ハイネとレオンハルトは城へ戻った
「レオンハルト!!!」
「リヒト王子はどちらに?」
「そういえばいない…」
「また女と遊びに行ったんだろう」
「ハイネ先生…大丈夫でしたか?」
ハイネは頷いた
「勉強かなにかしていたのですか?」
「え?」
「消しゴムのカスが手についています」
ハイネは指をさしながら言った
「…文書かいてた」