第1章 メスイキ
「…ヒッ……あぁ……ん。」
「ッ、はぁ。」
澪から自身を抜くと、
俺が出した精液が澪から
トロトロと流れる。
それに対して背徳を感じていると、
澪が俺を小さく呼んだ。
「………さがる。」
「…ん?どうしたの?」
「……さがるは、きもちよかった?」
「……うん。そりゃもう、最高。」
そう言うと澪は
ホッとしたように笑う。
「ん……よかった。……ぎゅーして。」
「はいはい。」
澪を抱き起こして膝に乗せ、
思い切り抱きしめる。
澪の尻から流れた精液が
俺の着流しを汚すけど、
もうそんなことどうでもいい。
今はこの幸せを噛み締めていたい。
「さがる……」
「何?」
「おれ…も、うしろ、きもちよかった…。」
「……ふふっ、それは良かった。
今度からは、調教ナシで
もっといっぱい抱いてあげるから。」
「……うん。」
子どものように澪は
俺の胸板を顔に押し付けてくる。
あー、本当に可愛い。
大好きだよ、俺の澪。
…え?…だから、惚気じゃないってば。
「………って言うことがあったんだ。
新八君、どう?澪は
マジで宇宙一可愛いと思わない?」
「そ……そうっすね。山崎さん。」
「うんうん。だよね。
…って、駄目だよ新八君。
可愛いなんて思っちゃ!
俺のだからね。オカズも駄目だから」
「しませんよ!…ハァ。」
「ふふ、次は何してあげようかなぁ……」
「………………僕は一体
何を聞かされてるんだろう………」