第6章 トッシーの護衛
「…澪、いや神崎。」
「…………………すぅ」
「…………………………………。」
目の前には俺の想い人が俺の白濁とした液体を
身体中に浴びて眠っている。
しかも服は変なヒラヒラの女物の服で
それは俺が着せたもの。
想い人は俺を求めた。だがその原因は
俺の盛った媚薬にある。
つまり元は全て俺のせい…………。
「…………………ごめんなさい。」
寝ている澪に土下座して謝る。
寝ているから気付かねぇだろうけど。
「…とりあえずこの服は捨てていいか。」
趣味の悪い女装の服を脱がし、
ゴミ袋に片付ける。
ったく…こんな趣味の悪い服
着せんなっての…
………似合ってたな。
あと猫プレイは良かった。
尻尾バイブも
にゃあにゃあの喘ぎ声も最高に…………
いやいやいやいや。
駄目だ。俺は何を考えているんだ。
コイツはそんなこと
趣味じゃないかもしれないし
というか副長命令でやってただけだから
今回の行為について同意もクソもねぇ。
こんなこと2度としたら駄目だ。
今度やったら本当に嫌われる。
…もう既に嫌われてるかもしんねぇが
そのときはそのときで
土下座して謝るしかない。
「とりあえず風呂いれるか…。」
服を破いて裸にした神崎を抱え、
風呂場に入る。
もし起きたらなんて謝ろうか考えながら
俺は後片付けをせっせと行うのだった。