第6章 トッシーの護衛
神崎にとっては俺の懺悔は
焦らしプレイに聞こえたのか。
そういえば終始真っ赤な顔で
モジモジと足を動かしていたが…
コレを我慢して…………。
「副長………。」
目の前には、俺の片思いの相手。
そして猫耳のついた性欲を増強させる服。
押し付けられている神崎の自身は
熱く波打ち、神崎は無意識にゆるく
腰を振っているこの状況……。
「責任………取ってください………ッ」
そしてこの殺し文句。
情欲に駆られない男の方がおかしい。
神崎をベットに押し倒す。
この方がやりやすいからな。
「副長………あっ」
辛そうにテントを張っているパンツを脱がすと
神崎はそれだけで甘い声を上げた。
「へぇ…オモチャでも遊んでたのか。」
猫の尻尾をぐりぐりと動かすと
神崎の腰がビクビクと動く。
「随分良さそうじゃねェか。」
「うぁっあっああっ…んあっ!」
「こっちもピクピクしてるぜ?」
「や、副長……あ、うぅっ……ーーッ」
尻尾を弄りながら、神崎の自身を擦る。
前も後ろも刺激される感覚に
神崎の絶頂はすぐに来た。
「や、あ、あっ、……………んぅーーーッ」
声を出さぬよう唇を噛んで達した
神崎から、ドピュドピュと我慢した分、
濃いものが出てきた。
「オイ。」
「う、副長……。」
「次から声我慢すんの禁止だ。」
「……は、はい…。」
イったおかげで少し意識がはっきり
したらしい神崎にそう言うと、
しょぼんと眉を下げて頷いた。
ずるりと猫の尻尾を抜くと、
ローションと神崎の愛液の糸が
尻尾と神崎を繋いでいる。
結局俺も副長の座を使って
神崎に指図しているようじゃ、
別人格と変わらねぇな。
そう思い自分を嘲笑う。
でも、後悔は後でいい。
今は………