第6章 トッシーの護衛
「…………ッ!自分で脱ぎます!!」
意を決して澪子氏は服を脱ぎはじめる。
澪子氏の鍛えられた美しい胸板や、
顔を真っ赤にしながら着替える姿の
写真が何枚か撮れた。
やはり脱ぐと男だということは嫌でもわかる。
いや、性別など関係ない。
僕は澪子氏を見て興奮しているのだから
パシャパシャとシャッターをひたすら押す。
ふむ…。これは、
観賞用保存用そしてオカズ用に3枚必要だ…。
「ふ、ん…チャックが…」
衣装は着れたものの、背中のチャックが
上手く上げられないらしい。
「…仕方のない子だね。」
ゆっくりと背中のチャックを上げて、
上から下まで見ると
澪子氏が涙目でこちらを睨む。
ああ、そんな顔されても全く怖くないよ。
君は僕に逆らえないんだから。
「じゃあ、小道具付けよっか。」
首のリボンや帽子、猫耳を付けていく。
澪子氏はなにかされるんじゃないかと
ビクビクしながら目をつぶり、
それに耐えている。
「フヘヘ…似合ってるよ…澪子氏…。」
やはりツンデレの澪子氏と猫耳の
相性は最高だった。
そして最後の仕上げだ。
「澪子氏、パンツは
付属されていたものを履いたかい?」
「は…はい。変な穴があいてましたけど。」
その答えににやりと笑う。
「そうか…いい子だね。澪子氏は。
それじゃ、ちょっと失礼するでござる。」
「なっ!!?」
ボレロスカートの中に頭を入れると、
澪子氏の匂いが充満していた。