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【銀魂】柳生家の忍者 短編【男主 裏】

第3章 シオフキ




(山崎視点)







「………………澪。あのさ、俺、
すっごいご無沙汰なんだけど。」


「わざとだし。」


「……………あ、そうなの?」


仕事が終わって帰ろうとする
澪に声をかける。

3人の悪魔共の粛清から2週間。
俺は澪に1度も触れられずにいた。



ドライオーガニズムに挑戦していた時は
3日か2日に1回ヤッていたのに、
急に2週間も放置されて
おかしくなりそうだ。

今だって、澪の顔見ただけで
勃起しそうだし。




「ね、澪。今日、行かない?
俺、我慢出来ないよ。抱かせて。」

澪の腰に手を回して引き寄せる。
抱き合うように向かい合った。

「…………………。」

澪は俺の目をジッと見て黙る。




……まさか、マジでフラれるとか
じゃないよね?

もしかしてあの悪魔に食われちゃったとか?
……冗談キツいって、あはは。




「………こ、この前の事はごめん。
澪を傷つけて、酷い事して……
………許して欲しい、な。」



思わずその言葉が出た。
フラれるなんてゴメンだ。
俺は一生澪を愛していたい。
他の奴等に渡したくなんかない。
俺はNTRはNGなんだよ。


「…………なら、俺の言う通りにしてくれる?」


澪はその言葉を
待っていたかのように笑った。

普段見せない、黒い笑みにゾクゾクする。
澪、そんな顔も出来るんだ……。


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