第2章 オシオキ

澪を優しく
抱き上げてベットに下ろす。

「ふふ、澪。コレ、
すっごい気持ちよさそうだね。」

「…うん。…あ、あぁっ……
ひゃ、あああっ」

バイブのスイッチを最大にしたまま
ズブズブと抜き差しをする。

澪のイイトコロなんて分かっている。
バイブをそこに押し付ければ、
あまりの衝撃に腰を浮かした。

「や、ぁ、そこばっか……ひゃああああっ！」


澪はそのまま達してしまったらしい。
…散々我慢させちゃったもんね。

バイブのスイッチを切って抜くと、
澪のナカが何かを欲するように
収縮していた。

「気持ち良かった？」

優しく周りを指でなぞると
澪はそれだけで
期待したように俺を見る。

「さがる、さがる……っ」

「……ん、何？」


上体を下ろして澪に近づくと
思い切り抱きしめられた。


「退…好き。大好き…。」


「澪……。」


「別れたくないよ……さ……が、る…好きだ…。」


ああ、澪、ごめんね。
俺が悪かったよ。

そんな泣きそうになりながら言われたら
許してあげるに決まってるじゃないか。


「俺も…大好きだよ、澪。」

そう言ってキスを落とす。
さっき飲ませた俺の精液の苦い味がするけど
気にならなかった。

澪に好きって俺も伝えたかったから。


「ん…ふぁ、んんっ」

「ん………はっ、澪……んッ」


舌を入れ、深く口付けて
何度も角度を変えて味わっていく。



澪の自身にまだ半勃ちの俺のを
擦り付けると、

澪は俺の着流しを脱がそうと
胸元をはだけさせていく。

「んぁ、は、ぁ、ーーッ……」

澪も限界らしく腰を震わせて
何度も絶頂しそうな感覚がするのか
俺の着流しを掴む手が強くなった。

「澪……挿れていい？」

「ん……。」

澪が半分脱がしてくれた
着流しを脱いで、俺も糸一つ繕わぬ体になる。