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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第2章 高校教師



「先生って料理上手だよね。」

「…そんな事ないですよ。」

「いや、この前のカレーも美味しかったし。
今日もすごく美味しかった。」

「そう言っていただけると嬉しいです。」

「ねぇ、先生。
またご飯食べに来てもいい?」



その言葉に驚き、顔をあげると“佐久間さん”は少年のような人懐っこい笑顔で「ダメかな?」と言った。



本当にどこまでマイペースな人なのだろう。

独特の雰囲気で、つかみ所が無い。

しかし、人を惹き付ける不思議な魅力がある。

そして…とても居心地が良い存在。

そんな“佐久間さん”。



恋ではない。

恋などではない。

それでも、またこうして二人で食事をしたいと思う。



「またいつでも食べに来て下さい。」

そう笑う私に、佐久間さんは「嬉しい。ありがとう。」と微笑んでくれた。



【高校教師】おわり






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