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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中
第14章 正しい答え
◇◆◇
市役所を出て、道路脇の木陰にたたずむ。
飛行機の時間は迫っていたが、動く事が出来ない。
それはジリジリと肌を照らす夏の日差しのせいではなく、背中を伝う不快な汗のせいでもない。
どうして今まで気付かなかったのだろう。
もっと早くこうするべきだったと思う。
こんなにも簡単な方法で…私は真実を知る事が出来たのだ。
震える手に持った戸籍謄本。
そこに記された父親の名は…
『高杉誠』だった。
【正しい答え】おわり
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