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【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第9章 甘い嘘●


◇◆◇



同棲をしてから初めて背中を向けて眠った。



聞きたい事は山ほどあった。

しかし、何をどう聞いていいのか分からない。

それほど私の頭は混乱していた。



…嘘をつかれていた。



それだけは、はっきりしている。

私は佐久間さんが美容師だとばかり思っていた。

なぜなら佐久間さんが「美容師だよ。」と言ったからだ。



あの言葉は嘘だった。



なぜ佐久間さんは嘘をついたのか。



今となっては佐久間さんの言葉全てが疑わしく感じてしまう。



「大切な彼女。」



そう言ってくれたのも嘘だったのかもしれない…。






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