• テキストサイズ

【年上の男】 R18 ※加筆&修正中

第6章 距離感


保健室のドアが開く。

いつものように彼女はやってきた。

小松加奈。

彼女は私の顔を見ると、フッと笑う。

それが、どういう意味なのかすぐに理解出来た。



“好きな人がいる”



そう彼女に打ち明けた事に対してだろう。

秘密の共有。

それはやはり、どこか妙なくすぐったさがあった。



「何?二人ともニヤニヤして。」

愛美先生が笑う。

「何でもないです。」

そうぶっきらぼうに彼女は言った。




いつも通りの昼休み。

しかし、私の心はどこか浮き足立っていた。






/ 768ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp