第2章 刀剣男士の恋愛事情
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いまつるちゃんから、
驚くべき情報をゲットした私は
今、例の甘味処にいる。
三条組が出かけるというのを聞いた私は、
彼らの後をつけてきたのだ。
それにしても、
万屋の近くにこんな素敵な甘味処があったなんて
全然知らなかった。
こっちの方に来ることは
あんまりないからなぁ。
美味しい甘味を食べながら、
外の様子を観察する。
周りの人は皆、着物を着ている。
もちろん、今日は私も着物を着ている。
え?自分で着たのかって?
ふっ
私を誰だと思っているんだ!!
歌仙を初期刀に選んだ審神者だぞ?
そりゃあもう、
しっかり教えてもらったわけでございますよ。
おかげさまで自分で着れるようになりました!
さて、
本丸から少し離れたところに町がある。
ここに来るのは久しぶりだ。
誰かと一緒にくればよかったな
でも皆、忙しそうだったからな~
最近は大阪城の調査のため、
いつも第一部隊と第二部隊が
毎日 入れ替わり、
調査にあたっている。
それに...
この前、鍛刀で資源をだいぶ消費してしまった。
歌仙にはめちゃくちゃ怒られるし...
鍛刀は散々な結果に終わったし...
そういうわけで、
第三部隊と第四部隊は遠征中。