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審神者はあまいものがほしい。【刀剣乱舞】

第10章 刀剣会議


鶴「みんな集まったか?…よし。
  それでは今日の議題を発表する。」


部屋に、謎の緊張感が走る。


鶴「ずばり、主だ!!」


散々勿体ぶった後に放たれた言葉に、
その場に集まった男士全員が
鶴丸に冷たい視線を投げかける。


長「は??」

燭「だいぶ大雑把な議題だね。」


二振りの言葉には耳を貸さず、
鶴丸は続けた。


鶴「俺は主と祭りに行き、好きだと言われた。
  だが…恋仲になったのかと言われれば、
  そういう訳でもない!!」


鶴「主の好きとは、なんなんだ!!」


三「ふむ、確かに。」


燭「そう言われればそうだね。」


鶴丸の言葉に、
その場にいる男士は誰もが確かにと賛同した。


鶴「けっこう良い雰囲気で言われたのに!
  なぜ、翌日にはけろっとしているんだ!!」


鶴丸の言葉に、
思い当たることがあるのか何人かが頷く。


燭「情事後でもそうだよね。
  恥じらいつつも、普段とは変わらないよね。」


しかし燭台切の言葉に頷いたのは、
長谷部一人だけだった。


鶴「は??」

小「どういうことでしょうか?」

歌「詳しく、聞かせてもらおうか。」


…………

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