第2章 刀剣男士の恋愛事情
まさか...
まさか、みんな私のことを...?
うそ~!!やばい~!!
私、モテモテじゃん!
ついにモテ期到来?
いやぁ、
モテ期って本当にあるんだな~
私を奪い合って争いとか起きたらどうしよう~!
とか、
そんな呑気なことを考えていた。
でも、
というか
やっぱり現実は、
みんなが私を好きとか、
奪い合って争いとか、
そんな甘い展開ではなかった。
今剣「みかづきとこぎつねまる...」
『んんん?』
三日月さんと小狐丸?
今剣「よろずやのちかくに、
かんみどころがあるんです!
おつかいをたのまれたら、
いつもそこによってかんみをたべにいくんですよ。
それで、そのかんみどころには
きれいなおんなのひとがいて、
みかづきとこぎつねまるは、
いつもそのひとをみては
しあわせそうにするんです!!
きっとすきなひとですよ!」
『そ、そうなの?!
っていうか、
甘味処があるなんて知らなかった!
うわぁ、いいないいな~
それにしても...
三日月さんと小狐丸に好きな人いたなんて、
知らなかったなぁ...』