• テキストサイズ

審神者はあまいものがほしい。【刀剣乱舞】

第6章 美味しい秘密


あーあ。
主は本当に無防備だなぁ。


くるくる変わる表情も、
つまみ食いしちゃう子どもっぽいところも、


全部、好きだよ。


そんなに食べたいならあげるよ。
僕は、君のために作っているんだからね。


あげるけど、
僕だって君が欲しいな。


少しじっとしててね。


彼女が逃げてしまわないように
身体を抱き寄せると、

ほら、また表情が変わった。


『み、光忠…?』


驚いた顔も可愛いけど、
頬を赤くして照れる君はもっと可愛い。


なんの前触れもなく、
彼女の唇を奪う。

もちろん、優しくね。


『んっ…みつただぁ』


甘えたような声と涙目の君は、
本当に無防備だ。


ここでやめちゃうのは勿体ないかな。


「ふふっ。ごめんね、アリス」


僕はまた、彼女の唇を奪った。
今度は…優しくできそうにないや。




/ 71ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp