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*トライアングル*【R18】

第24章 時にはお酒の力を借りて





まだ躊躇っている俺の言葉を遮るように、桜子さんが唇を重ねてくる。
そしてそのままゆっくりと腰を下ろしてきて…


「んっ…!」

くぐもった声を漏らす彼女。
やはり馴らしてもいない状態で入れるなんて無理なんじゃ…
何より彼女の体が心配だ。


「桜子さん…やっぱりこのまま入れるのは……」

「…平気だってば…っ…」

「……、」

こんなに強情な桜子さんを見るのは初めてかもしれない。
観念した俺は、彼女が少しでも入れやすくなるよう協力する事にした。


「…ホントに辛くなったらちゃんと言って下さいね?」

「うん…」

素直に頷く彼女にひとまず安堵の息を零し、そのしなやかな腰に手を添える。
彼女はゆっくり息を吐き出しながら、少しずつ腰を沈めていった。


「ッ…」

(…これヤバ…っ……)

まだ先端部分しか入っていないが、馴らしていないだけあってその締め付けに思わず吐息を漏らす。
こんなの全部飲み込まれたら、一体どうなってしまうのか…


「は…っ…、桜子さん…大丈夫ですか…?」

「うん…平気…っ…」

本来なら痛みを感じるはずの行為だが、そこは酒の力の為せる技なのかもしれない。
恐らく痛覚が麻痺しているのだろう。

時間を掛けて俺のモノを半分程飲み込んだ桜子さんは、もう大丈夫だと踏んだのか一気に腰を下ろした。


「ぅっ…!」

危ない……危うくイくところだった。
ぎゅうぎゅうと締め付けてくるその感覚は、今まで味わった事ない程で。
根元まで入ったとはいえ、彼女の中はまだ固く当然解れていない。


「やっと入った…」

そう言って彼女も安堵の息を漏らす。
そしてもう一度触れるだけのキスをしてきた。


「今日は私がするから…皐月くんはそのまま動かないでね?」

「……、」

ゲンキンな俺はその言葉に期待と興奮をしてしまう。
勿論彼女の体の事も心配ではあるけれど…


「皐月くんの…いつもよりおっきく感じる……」

そう呟いてゆっくりと腰を上下させ始める桜子さん。
それはそうだろう。
まだ中が解れていないせいもあるが、俺のモノはさっきから爆発寸前なのだから…



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