第21章 聖なる夜に

こんな風に両胸を同時に舐められるなんて普通ではありえない事…それなのに私は２人の愛撫に感じてしまっている。
相変わらず脚をモジモジさせていると、私の足元に移動したリアンくんがその両脚をグイッと開いてきた。


「ぁっ…」

その反動で元々短かったスカートが捲り上がり、太腿どころか下着まで丸見えになる。

(…恥ずかしい…っ…)


「すっげーエロい下着……もしかしてコレ、Ｔバック？」

「っ…」

そう聞かれたが、あまりの恥ずかしさに私は答える事が出来なかった。
大事な部分を覆う面積が少ない下着…リアンくんはソコへつぅっと指を這わせてくる。


「んっ…！」

「なんだ…アンタもヤる気満々だったんじゃん」

「ちがっ…」

「違わねーだろ」

「っ…」

クスリと笑った彼が私の秘部へ顔を近付けてきた。
そして「さっきキスはお前に譲ってやったんだから、コッチは俺が先な」と皐月くんに告げる。


「ハァ…分かりましたよ」

そう溜め息をつき、再び触れるだけのキスをしてくる皐月くん。


「桜子さん…俺とはキスで気持ち良くなって下さい」

「…んっ……、」

彼と交わす濃厚なキス。
その間にも、私の下着をずらしたリアンくんがアソコを丁寧に舐めてくる。
上からも下からも与えられる刺激に私はおかしくなりそうだった。


「ぁっ、ぁっん…」

「リアンさんの舌で感じてる桜子さんを見るのは正直悔しいですけど……桜子さん色っぽくて可愛いです」

「皐月くっ…」

何だか彼に申し訳ない気がして、私は恐る恐る皐月くんの下半身へと手を伸ばす。
ソコはズボン越しでも分かるくらい熱く勃ち上がっていた。


「っ…、桜子さん……」

「皐月くんにも…気持ち良くなってほしい……」

「……、」

私は何てはしたない女だろう…
リアンくんに愛撫されながら、皐月くんのモノに奉仕しようとするなんて…
思わずそう自己嫌悪してしまったが、皐月くんはとても嬉しそうに…そして優しく微笑んでくれた。


「俺…嬉しいです……」

「ぁっ…、」

下を寛げた彼のモノに直に触れさせられる。
熱くてドクドクいっている彼のモノ……私はゆっくりとソレを上下に扱き始めた。



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