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【報道系】わちゃわちゃ

第3章 silent love




てごしへの気持ちは
どう表現したら伝わるんだろう。


正直、一緒に居すぎて
オレにはよくわからない。


というか、言葉なんかで表せるものじゃないのかも。。
(オレの語彙力のせいじゃないよ?w)


でも、多分、
世界中の誰よりも
『てごし!!』
って思ったことがある自信は、ある。


いい意味でも、
悪い意味でも。


てごしにとってオレは相方で、
オレにとってもてごしは相方だ。


ファンのコが絆で結ばれてる
オレらを期待してくれてるのだってわかる。


でも、実際は
そんなキレイな関係ではないんだ。


一緒にいる時間が長い分
正直、てごしには一番ムカついてきたし。


顔合わせたくなくて
仕事に行きたくない日だって
1度や2度じゃない。


だいたいあいつは…
オレをムカつかせる天才なんだよ。笑


でも、何でムカつくかっていったら…、
アイツに期待してしまってるオレがいるから。


欲望の数だけ失望は増えるって言うだろ?
まさに、それ。


てごしが週刊誌に撮られる度に、
何やってんだよって、
アイツの自覚の足りなさにげんなりする。


で、やっぱ、てごしは男で、
女の子が好きなんだよなって、
当たり前のコトに胸がざわつく。。


それの繰り返しだ。


いや、いや待て!
この話の流れだと
オレは元々男が好きみたいになっちゃってるけど、
それは違くて!w


てごしにも『そう見えるもんなー』
って言われちゃったけど、
それは絶対に違くて!!


ちょっとだけユリに興味があるのは認めるけど、
元々のオレは決してそっちではないから!!


オレも普通に女の子、好きだし、
特別男に興味があったわけじゃない。


だって、現に
色々旅行に行ってる中丸くんとは何にもないし。


ていうか、こんなこと考えること自体
中丸くんに悪いなって思うくらい、


ホントにそんな雰囲気ゼロの
ただただ楽しい男同士の旅行。


てごしとは何度も同じホテルに泊まってはいるし、
なんなら若い頃は相部屋だったりもしたけど、
それは仕事だから。


でも、もし万が一
プライベートでてごしと
隣の部屋に泊まっちゃったりしたら。。



何にもない…
保証はない……
気がする。。



だって、
他でもないてごしだから。。



理由なんて、
それ以外ない……だろ?










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