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【報道系】わちゃわちゃ

第10章 NEWS的クライシス。






虚しさを感じる前に
パジャマに着替えて、
小山の隣へ滑り込む。


さっきと同じベッドなのに
小山が隣に居るだけで


俺はこんなにも満たされる。。


悔しいけど…
やっぱり、小山に惚れてんだわ。。





翌朝起きると、
小山ご自慢のダイニングテーブルの上に
メッセージの書き置きが。


"シゲちゃんへ。

昨日はせっかく
帰ってきてくれたのに…
ごめんなさい。。

行ってきます。"


……こういうとこ!!
こういうとこが
小山なんだよなぁ…。


したたかっちゃ、
強かなんだろうけども…
う――ん! 許す!!w


さて。
俺は何からしようか。


まっすーは…


まだ大丈夫だろw


よし、手越にラインしよ。


"話したいことがある。
近々時間とれる?"

送信っと。

「♪」

早っ!w

"今、ある。"

"今から小山ん家来れる?"

"生々しくて行けるかっつの!w
何でお前らは揃いも揃って
そこに呼ぶんだよw"


RRR…


メッセージのやり取りが面倒になったのか
電話がかかってきて。


「なんだよ。
話したいことって。」

「電話じゃちょっと、な内容なんだよな…。」

「話したいことがあるって知った以上
今! 知りたいから。

……何? 増田さん関連?」

「いかにも。
錦戸君から2つ、伝言。」

「ちょっ! ちょっと待って!!」


2つ、深呼吸をして―――。


「……どぞ!」

「『オレはまっすーの家に
入れてもらったことない』

『敵に塩送るのはこれが最後だから…』

以上です!」

「おぉ?! 爽やかに
中々のコトを伝言してくんじゃねぇかw」

「だから言ったじゃん。笑

でも、ほんと…
まっすーの側に居たいんなら
笑ってる場合じゃない…よ?」

「とは言ってもなぁ…。
具体的にどうすりゃいいんだかw」

「手越はさ、一般的にホモとヘテロ、
どっちのカップルが長続きすると思ってる?」

「…ヘテロって何?」

「なんだよ。そこからかよ。。
ヘテロは普通の…男女間のやつ。

ホモって別に…男同士に限った話じゃなくて
同性同士のそれな。」

「そういや、増田さんってさ…、
姫男子なのかな?w
なんかさくらちゃん絡むと
ちょいちょいそういう発言、するんだよw」

「手越、逃げんなよ。
それ、今…関係ないだろ?」





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