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【報道系】わちゃわちゃ

第10章 NEWS的クライシス。






加藤「元気…あんま、ないです。」

錦戸「……手越、あかんかったか。」

加藤「まだ、わかりませんけど…。

錦戸くんはその…
どうして、手越に。。」

「あぁ…な。ます、嘘下手やん。笑
バレるんは時間の問題やろ?

アイツの性格考えたら、
ますから聞いたら怒りの矛先が
ますに向かう。

それが…、嫌やってん。

そんならオレから聞いて
矛先がオレに向かう方が
まだマシちゃうかなって。。

まぁ…つまらんヤキモチ妬いたんも
ゼロではないけどなw

ええ年こいて
アホやろ…苦笑

でもまぁ…
一番の理由は手越を試したかってん。

過去くらい受け入れられんようじゃ、
これから先、
ますを傷付けるんは目に見えとる。

お前も…わかるやろ?
こっちの世界にもこっちのルールがある。

手越がそれを理解できるとは
到底思えんくて。

だから、アイツを試した。
まだ深入りしとらん今だからこそや。」

加藤「……。」




錦戸くんは、
やっぱり、今も変わらず
まっすーのこと――…。




錦戸「……って、オレの話は別にええねん!笑

今日話したかったんは…
手越に1個、土産話。
伝言したって。」

加藤「はい。」

錦戸「オレは、、
ますの家入れてもろたことない。
一度もや。

逢うのはいつも、オレの家やってん。

多分、
アイツなりに操立てとったんとちゃうか。」

「……必ず、伝えます。」

「あ~~ハズいわ!!
オレ、偽善者いっっち番嫌いやねん!

これは…そんなんちゃうからな!!///」

「わかってます。笑
僕だって、錦戸くんと同じグループの
メンバーだったんですから
わかりますよ、それくらい。」

「おぉ、そら心強いわw
頼むでww」




一口、酒を流し込んで


真剣な顔で
ポツリポツリと
言葉を溢し出す。




「でも、敵に塩送るんは
これが…、最後やから。

それも、伝えとってな。
知らんで? って。。」

「…伝えます。必ず。」

「よし! マル呼ぶか!
アイツ、気ぃ遣いやから
呼んでやらな入ってこれんでw」

「そうですね。笑」




――錦戸くんは、相変わらずだった。


あの頃と何も変わらず。
男らしい優しさで。




伝わりにくいこともあるし、
誤解されることも少なくないけど、


すごく、
すごく情深い人だ―――…。






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