第4章 テゴマス的タチ位置。

「ねぇ…、なんで？？」

「普段、『自由な関係が理想』
みたいなこと言ってるクセに
結構面倒くさいんだな、てごにゃんは。笑

『ここまでだったなんて、知らなかった！』」

「ちょっとちょっと、真似はやめてよw
ゲッターズさんに勧められたからって
今じゃないでしょ。笑

茶化すんじゃないよ！
バカちんがー！w」

「じゃあオレも言わせてもらうけど…、
あれに関してはてごし、オマエも悪い。」

「……あぁ、まぁ、
悪かったとは思ってるよ。

使い始める前に断らなかったのは
確かに悪かったわ。」

「違う違う。
そんな小さいことじゃないってw」

「？？」

「お前あの頃何してた？」

「あ、あぁーー。。
あの…もしかして週刊誌…とか？」

「まぁ、その時期でもあるけど…
それじゃない。」

「…えーーと？」

「……でも、やっぱいーわ。
これは完全にオレのワガママだから忘れて。」

「あのさ、それ『気にして』
って言ってるのとほぼ同義よ。笑

なんだよなんだよ、
そっちはそっちでかまってちゃんかよー。笑」


てごしの言うことがもっともすぎて
白状するしかなくなったオレ…。


「『付き合ってもないのに』
って突っ込みたくなるようなこと
今から言うけど…、

その突っ込みは飲み込んで聞いてよ？」

「わかった。」

「その…さ。
仕事中はまぁ、わかるよ？
そういう需要もあるだろうし。

でも、プライベートでも
小山とイチャイチャしてただろ？

プライベートの飲み会に顔だしあったり、
匂い嗅がせたり、舌入れたり、
小山も小山で耳舐めたりさ。」

「確かに絡みは多めだった、、です。」

「あれ、正直すげームカついてた。」

「……確かに、
突っ込みたくなる内容だけど、
自覚があって何よりだわ。笑」

「え。でも……それでなの？」

「だってさ、考えてみてよ。
オレはそれ以前からもうすでに
てごしに気持ちがあって。

でも、報われるわけないと思ってたから
必死に気持ちに蓋してたわけ。

そしたら急に香水を揃えてきたりしてさ、
こっちとしてもちょっと期待するじゃん。

でも、相変わらず小山とそんな調子でさ。。

そんなもん見せつけられて、
マジでクソつまんなかったし、

正直わけわかんなかったのよ。
てごしがどういうつもりだったのか…さ。」