第17章 灰色の思い出
5月3日
皆は外にランニングに行ったので
今のうちに空になったボトルを回収し新たにスポドリを作る
『ふうっまだ5月なのに暑いね潔子』
清「そうねスポドリもっと作っといた方が良いかもね」
♬🎶🎵 ♬🎶🎵 ♬🎶🎵 ♬🎶🎵
『ん?大地からだ もしもし?』
澤<結月悪い、日向が逸れた!探しに行ってくれるか?>
『あ~分かった探しに行って来るよ』
潔子に一言断りを入れて体育館を出て歩き始めた
う~ん...どこだろう?
適当に歩き出してオレンジ頭を捜しキョロキョロ辺りを見まわすと
日「Σ!!!やべっロードワーク中だった!!!」
『あっ見つけた
日向ー捜しに来たよー!!』
日「Σうぉ結月さん!スマンセン道間違えました!?」
『帰り道分かる?』
日「ハイ!」
『じゃあ早く帰りなさい大地には私から連絡入れとくから』
日向が走り去ったのを確認してから大地に無事に見つかり今体育館に向かったと連絡を入れた
烏「ラスト一本に何本かかってんだ集中しろ!」
体育館に帰るとレシーブ練習をしていた
清「5本成功です 交替!」
烏「次!?」
日「シャース!」
日向の番か
日「もう一本!」
『日向もっと腰落として
腕だけじゃなく体使って...うん今のいい感じ!』
日「あざース!?」
西「結月さん俺っ俺も褒めて下さい!?」
『えっ?』
夕の方を向くと回転しながらレシーブをして
物凄くキラッキラした顔でこちらを見てくる
『...あっえっと うん上手だね』
パアァァッと笑顔になり上機嫌で去って行った
縁「すみません結月さん」
『いや~驚いたけどあれでやる気が出るなら褒めて良かったよ』