第17章 灰色の思い出
所変わってここは烏野総合運動公園合宿所
山「——で 2日後にはウワサの烏野高校との決戦なワケだが
我らが因縁の相手(らしい)烏野に女子マネージャーは居るか否か!!
俺は居ない方にハーゲンダッツ!!
犬岡と芝山は?!」
1年に凄みながら聞く内容かどうかはさて置き
山本は真剣に聞いていた
犬「えーっ俺は居た方がうれしいから居る方で!」
芝「僕もですっ」
山「バカヤロウ!うちには居ねえのに向こうにだけ居たら悔しいだろが!!
万一居たとしてもゴリラみたいな奴だったら許す!!」
犬、芝「「えー...」」
もはやこれはただの嫉妬としか言いようがない
山「結月さんが居なくなって花が無いって言うのに
うっかりもしかして美人のマネが居たりしたら
俺は絶対許さないっ!!絶対にだ!!」
犬、芝「「(涙目だ...)」」
力説する山本の目にはうっすらと涙が溜まっている
山「その時は覚悟しとけよ烏野ーッ
結月さんカムバーック!!」
黒「山本うるせえ!!あと結月の名前叫ぶな!!」
山「おい 研磨はどっちだと思う!?」
勢いよく振り向きスマホ弄っている研磨に声をかけた
孤「...別に...どっちでもいい...」
山「ケッ言うと思った!」
孤「でも ちょっと楽しみだよね烏野と試合」
山、犬、芝
「「「Σ!!?」」」
山「ヤル気無し男の研磨が試合を楽しみにしているだと―――!?」
黒「山本 そんなに元気ならテメーだけ練習増やしてやろうか」
山「スッ スンマセン...」
烏野高校対音駒高校の練習試合まであと2日